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かつてあったはずのなにか

皆様に幸多き事、お祈りいたします ※ わけあって画像の多くを消しました。意味が通らない箇所があるかもしれません。申し訳ありません。 文章雑な所がありますので、斜め読みで大丈夫です。 記事が表示されない場合は、削除がまだ反映されていないのだと思います。大変申し訳ありません。

泣くべき時に泣ける人 児童虐待

※ E/methという小説のネタバレを含みます。
  飽くまで私の考えで作者の方の意図とは違うかもしれません。ご了承ください。


映画館から出るときに泣いている方を見て
E/methという小説の主人公の少年を思い出した。

割と最初の方から皆判ってしまうことなのだが、明言されないまま
終盤まで行ってしまう。

主人公は親と兄弟から虐待じみた行為を受けているが
本人はそれを虐待とは思わないようにして生きていた。

色々あって(この小説のジャンルはローファンタジーとなっている)
主人公は虐待されてもすぐに怪我が治るし
何も食べなくても腹は減るが死にはしない(と私には読めたという話です)

そう言うわけで彼への虐待は露見せずに
高校生まで生きて、2年の夏に親が死んでしまう。

少し話が飛ぶのですが、そんな彼が何をよりどころにして生きているかというと
島に居る猫たちだ。彼は猫に好かれる。
(この部分もファンタジー的な由来ともとれるし、主人公の性格ともとれるような……感じでちょっとわからないですが)

葬式などを済ませて、学校に戻ったころ
彼は道路で死んでいる猫を見て涙を流すのだが、そこで気が付く。
彼は親が死んでも泣かなかったし、そもそも悲しいとも思っていなかったということに。

彼はそれ以降、自分が異常だと判じられるのを恐れて
普通の振りをしようとしていく。という、そんな感じの話です。

虐待とかを受けたという方や猫好きの方にはお勧めの小説です。

**



自分はもうそういうのでは悩まない。

というか、もう自分が普通におかしい人間だと判り切ってしまっているためだ。

だから普通であろうと努力する主人公は偉いと思う。
幸せになってほしいと思う。

あの終わらせ方はハッピーエンドなんだろうか。











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