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  <title type="text">かつてあったはずのなにか</title>
  <subtitle type="html">皆様に幸多き事、お祈りいたします

※　わけあって画像の多くを消しました。意味が通らない箇所があるかもしれません。申し訳ありません。また、現在コメント拒否設定にしています。これは私の管理能力が追いつかないためです。コメントを残してくださった皆様には申し訳ありません。ありがとうございました。（2026/5/2）</subtitle>
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  <updated>2016-06-19T18:54:10+09:00</updated>
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    <published>2026-10-18T11:06:03+09:00</published> 
    <updated>2026-10-18T11:06:03+09:00</updated> 
    <category term="愛" label="愛" />
    <title>ランナーズ</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<a target="_blank" href="//fukkatu.blog.shinobi.jp/File/CIMG0107.JPG" title=""><img src="//fukkatu.blog.shinobi.jp/Img/1467412887/" alt="" /><br />
<br />
</a>＋<br />
<br />
いよいよ『エッジランナーズ２』が配信される。<br />
私はとても楽しみにしている。今の生き甲斐だ。<br />
<br />
ここしばらく、これまで以上に、抜け殻のようになっていた。<br />
元々お前には、なにもなかった、と言われればそれもそうだけれど。<br />
フラットラインにはまだなってない。それがいいことなのかはもう判らない。<br />
<br />
けれど『エッジランナーズ２』のトレイラーを観て走りたくなった。そして走った。<br />
『D』と『キング』が走っているのを観たら、私も走りたくなった。<br />
<br />
＋<br />
<br />
<a target="_blank" href="//fukkatu.blog.shinobi.jp/File/AC3.PNG" title=""><img src="//fukkatu.blog.shinobi.jp/Img/1753498630/" alt="" /></a> <br />
<br />
夏：静寂、沈黙、孤独、静止、結局寂しさ<br />
<br />
<img src="//fukkatu.blog.shinobi.jp/Img/1727599550/" alt="" />]]> 
    </content>
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            <name></name>
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    <published>2026-09-23T21:44:58+09:00</published> 
    <updated>2026-09-23T21:44:58+09:00</updated> 
    <category term="長い贖罪のようなもの" label="長い贖罪のようなもの" />
    <title>歌</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[男、神殿と思しき建築物の前で立ち止まり、見上げる<br />
<br />
昔、本で見たあの山の近くの神殿に似ているような気がした<br />
<br />
＋<br />
<br />
神殿からは歌が聞こえてきていた<br />
神殿自体が歌っているような、綺麗な声だった<br />
<br />
柱廊玄関に置いてあった、木で組まれたベンチに<br />
背負っていた背嚢を抱え、静かに座る<br />
<br />
歌をきちんと聞きたいと思った<br />
けれど扉を開けると集中を乱すのではないか<br />
邪魔はしたくないと思い外で聞かせてもらうことにした<br />
<br />
＋<br />
<br />
歌が終わった時、入ろうと思った<br />
けれど躊躇してしまった<br />
その間に、また同じ歌が始まった<br />
<br />
通して聞きたいと思った男はまた座る<br />
<br />
話に聞いた昔の映画館のことを思い出した<br />
<br />
<a target="_blank" href="//fukkatu.blog.shinobi.jp/File/b181eb51.jpeg" title=""><img src="//fukkatu.blog.shinobi.jp/Img/1781967027/" alt="" /></a> <br />
<br />
＋<br />
<br />
神に対しての想いを歌ったものだった<br />
<br />
それは男にとっての神ではなかったけれど<br />
男がずっと名前をつけられずにいた感情に輪郭を与えた<br />
<br />
そして、ようやく男は涙を流すことができた<br />
<br />
会えないこと<br />
会いたいこと<br />
<br />
ただそれだけのことを繰り返す詩だった<br />
<br />
＋<br />
<br />
神殿の前を通りかかった三毛猫はそんな男を放って置けなかったのだろう<br />
男に挨拶をして、足に擦り付いてから男の膝に乗ろうとした<br />
<br />
男、背嚢を下ろし、猫を眠らせる<br />
撫でながら<br />
<br />
「素敵な歌ですね」<br />
<br />
猫は寝息を立てていた<br />
<br />
＋<br />
<br />
ずっと歌が聞こえていた<br />
もしかすると歌っているのはロボットなのかもしれない<br />
一定の範囲に人間が近づくと自動で作動するタイプ<br />
<br />
歌によって傷ついた人間が集まり、そして猫も集まる<br />
<br />
ずっと歌い続けていること考慮すれば、それは確からしく思えた<br />
<br />
＋<br />
<br />
「もう行きますね」<br />
<br />
（感想を言ってあげて）<br />
<br />
「人&hellip;&hellip;なんですか」<br />
<br />
（どちらにしても）<br />
<br />
男、そうっと猫をおろして、神殿の扉に手をかける<br />
<br />
]]> 
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    <published>2026-09-12T00:21:12+09:00</published> 
    <updated>2026-09-12T00:21:12+09:00</updated> 
    <category term="映画" label="映画" />
    <title>ペーネロペー（ガンダム）の由来についての妄想</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[※ 劇場版『閃光のハサウェイ』と『オデュッセイア』（映画、叙事詩）のネタバレを含むので、ネタバレは避けたい、という方は読まないでください。すみませんがお願いします。<br />
<br />
※ペーネロペーの名前についての妄想は、本当に妄想でしかないです。そういう考え方をすれば私の中ですっきりするというだけなので、そのつもりでお願いします。<a target="_blank" href="//fukkatu.blog.shinobi.jp/File/a88ca866.jpeg" title=""><br />
<br />
<img src="//fukkatu.blog.shinobi.jp/Img/1789135024/" alt="" /></a> <br />
<br />
最近、涼しくなってきましたね。<br />
私はといえば、全然駄目で、結構悲しい感じです。いつも通り、と言えばそうですが。<br />
<br />
ただ、いいこともありました。<br />
今日は映画『オデュッセイア』を観てきました。<br />
観ることができてよかったです。<br />
<br />
＋<br />
<br />
『閃光のハサウェイ　キルケーの魔女』も映画を観に行っていたのですが、<br />
最近プライムビデオに来ましたね。小さい画面の方がモビルスーツの全体像が把握しやすいですね。戦闘シーンをちょっと戻しては、再生してどういう動きだったのかを確認したりしていました。<br />
　最近はクスィーガンダムもアリュゼウスも普通に売っていますね。通販でも買えますし。５年前は考えられなかったな。<br />
<br />
＋<br />
<br />
　前々から、自分の中でうまく飲み込めていないことがあった。それが『ペーネロペー』の名前の意味というか由来についてだ。素体である『オデュッセウスガンダム』に外装がつくことで、『ペーネロペー』という呼称になる。<br />
<br />
　叙事詩では『オデュッセウス』と『ペーネロペー』は夫婦だ。<br />
　それをガンダムに当てはめて考えると、夫が鎧を着ると妻の呼称になるということになって、今ひとつ納得がいかなかった。『オデュッセウスガンダム』は後から付け足された設定で、元々『ペーネロペー』でしかなかった、という話は聞いていた。<br />
　ただ今までは、これ以上深く考えなかった。そういうものなんだろうと思っていた。<br />
<br />
＋<br />
<br />
　改めて考えてみるとそもそもどうして、王妃である『ペーネロペー』の名前を最新鋭の機体の名前にしたのかが分からない。『オデュッセウス』という名前の方が強そうでいいのではないかと思っていた。<br />
<br />
　映画で王妃はずっと王の帰りを待っていた。<br />
<br />
　それで観終わって、帰ってからふと思ったのが、『ペーネロペー』というのは王の帰りを待つ存在という意味でつけられたのではないか、ということだ。ペーネロペーは連邦軍の機体であるから、王というのは、『アムロ・レイ』、あるいはその再来のような存在を待っているという意味なのではないかと考えると納得がいった。（私の中で納得がいくというだけで、これが正しいとかではなくて、ただそう解釈したというだけです。ご注意ください）<br />
<br />
＋<br />
<br />
<a target="_blank" href="//fukkatu.blog.shinobi.jp/File/fe1e420d.jpeg" title=""><img src="//fukkatu.blog.shinobi.jp/Img/1789138300/" alt="" /></a> &nbsp;<br />
<br />
　『マフティー・ナビーユ・エリン』の意味は『正当なる預言者の王』とされている。今調べて書いたのだけれど、実は今知るまで、正統だと勝手に思っていた。つまり後継者的なニュアンスが含まれていると考えていた。<br />
　『アムロ・レイ』が王であるならば、マフティーはその後継者のようなイメージがあると思っていた。クスィーはニューの次の文字ということもあって、尚更そう思っていた。ただ『キルケーの魔女』の中で描かれていたように、アムロ・レイの思想とマフティーの考えは似ていないように思える。<br />
<br />
　劇場版１作目で、『ケネス・スレッグ』大佐が、『ハサウェイ・ノア』（マフティー）にペーネロペーを任せるぞ、みたいなことを言っていたけれど、もし仮にそうなれば、『ペーネロペー』の名前に込められた願い（と私が思っているだけ）は成就されたのかもしれない。<br />
<br />
＋<br />
<br />
<a target="_blank" href="//fukkatu.blog.shinobi.jp/File/b181eb51.jpeg" title=""><img src="//fukkatu.blog.shinobi.jp/Img/1781967027/" alt="" /></a> <br />
<br />
　女神『キルケー』は１作目のセリフであったように太陽神の娘と言及されていて、意味深な感じがする。『オデュッセウス王』は帰還する際、女神の島で足止め&hellip;&hellip;ちょっと私の能力では説明が難しいので、お手数ですがご自身で調べてみてください。<br />
<br />
　ちょっと文章にするのが、能力的に辛くなってきました。私の思い描いた印象を簡潔にまとめるとこういう感じになります。<br />
<br />
オデュッセウス：アムロ・レイに近い存在、ハサウェイ・ノア<br />
キルケー　　　：ギギ・アンダルシア<br />
ペーネロペー　：王の帰還を待っている<br />
帰還　　　　　：アデレードまでの旅<br />
<br />
＋<br />
<br />
　もちろん合っている保証はくて、ただ私の妄想でしかない気がします。私の中ではこれが正解でいいんです。とにかくなぜペーネロペーなんだろう、ということに自分の中で決着がつけられてよかったです。<br />
<br />
＋<br />
<br />
　読んでくださってありがとうございました。<br />
　『オデュッセイア』オススメです。お元気で。<br />
<br />
]]> 
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    <published>2026-09-08T23:02:11+09:00</published> 
    <updated>2026-09-08T23:02:11+09:00</updated> 
    <category term="長い贖罪のようなもの" label="長い贖罪のようなもの" />
    <title>たとえば友人</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[「これ、ミュンヒハオゼンみたいですね」<br />
<br />
　少年が期待を込めてそう言ったので、その存在は少し悩んだ。<br />
<br />
（もちろんその可能性もあるけれど&hellip;&hellip;）<br />
<br />
「けれど？」<br />
<br />
<a target="_blank" href="//fukkatu.blog.shinobi.jp/File/CIMG0922.JPG" title=""><img src="//fukkatu.blog.shinobi.jp/Img/1468660400/" alt="" /></a> <br />
<br />
（つまりは、疑似相関みたいなものだと思う）<br />
<br />
　少年しばらく意味をはかりかねる。<br />
<br />
「兄弟弟子のような？」<br />
<br />
　随分と古風な言い方だたと、その存在は興味深く捉えた。<br />
<br />
（そうであればロマンチックだけれど。たぶん同じ本を読んでいた、というだけだろうね）<br />
<br />
「&hellip;&hellip;」少年、少し落胆したようだった。<br />
<br />
（でもまあ、もし会っていたなら<br />
<br />
　彼ら&hellip;&hellip;友達になれたのかもね）<br />
<br />
<br />
]]> 
    </content>
    <author>
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    <published>2026-08-06T23:18:40+09:00</published> 
    <updated>2026-08-06T23:18:40+09:00</updated> 
    <category term="長い贖罪のようなもの" label="長い贖罪のようなもの" />
    <title>よくある現実のようなもの</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<a target="_blank" href="//fukkatu.blog.shinobi.jp/File/hanabi.PNG" title=""><img src="//fukkatu.blog.shinobi.jp/Img/1691322163/" alt="" /></a> <br />
<br />
花火を見たかった<br />
<br />
年に１度だし、最近ずっといいことなんて何もなかったから<br />
<br />
だから、花火を見たかった<br />
<br />
家に帰った時にはもう始まっていて、急いで外に出て、いい場所がないかとウロチョロとしていた<br />
<br />
そして最後まで見終わって、家に戻った<br />
<br />
もうその人と話すことはできなくなっていた<br />
<br />
＋<br />
<br />
急いでいたから、どの段階でそうなっていたのかも分からなかった<br />
<br />
花火を見にいかなければ、なにか変わっていた可能性もあった<br />
<br />
だからドラマや小説、あるいはよくある現実のように悔やんだ<br />
<br />
悔やんだけれど、それでどうにもなりはしなかった]]> 
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    <published>2026-07-18T02:55:41+09:00</published> 
    <updated>2026-07-18T02:55:41+09:00</updated> 
    <category term="長い贖罪のようなもの" label="長い贖罪のようなもの" />
    <title>Alx.5  祈りのようなもの</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[pray , play , 　&hellip;&hellip;prey&hellip;&hellip;<br />
<br />
ただの言葉遊びだ,と一人で呟く　<br />
<br />
&nbsp; &nbsp; &nbsp; ーplayー<br />
<br />
鍵盤に指を落とす<br />
<br />
code:アカシャ<br />
<br />
録音：record<br />
<br />
+<br />
<br />
<a target="_blank" href="//fukkatu.blog.shinobi.jp/File/CIMG1061.JPG" title=""><img src="//fukkatu.blog.shinobi.jp/Img/1495018968/" alt="" /><br />
<br />
</a>+<br />
<br />
神託機械だったものを操作し、過去の情報を閲覧する<br />
確認できる情報は限定的で、アカシックレコードに近くともそれ自体ではないのだろう<br />
あるいは私にはその権限がないだけなのか、そこは分からなかった<br />
<br />
けれど、それでも、ある意味で、それだけ確認できたなら十分だった<br />
<br />
/<br />
<br />
少年の全てを覗き見るのは、いくらなんでも趣味が悪すぎる<br />
だからといって、少しだけなら許される、とも思ってはいないのだけれど<br />
<br />
ただ、彼の痛みと苦しみだけは&hellip;&hellip;苦痛、か&hellip;&hellip;だけは知りたいと<br />
知る義務があると思った<br />
<br />
＋<br />
<br />
ー再生ー<br />
<br />
破壊されたもの：まず初めに、心<br />
<br />
左目、手のひら、全身、頭蓋骨、アキレス腱、上腕、肋骨、背骨、全身、全身、左手、心臓、両腕<br />
<br />
ー&hellip;&hellip;ー<br />
<br />
本当は解っていたのかもしれない<br />
私の生きてきた世界は、綺麗なものだけが独立して存在し得る世界だったろうか<br />
暴力や葛藤、綺麗事ですまない全てを彼に押し付けていたのだ<br />
自分たちは手を汚さないまま<br />
<br />
本当に、気づいていなかったのか<br />
<br />
けれどだからこそ奇跡なのだと、信じていた<br />
<br />
愚かにも、というのは結果論だ<br />
<br />
<br />
<br />
ーrepeatー<br />
<br />
<br />
本当に　気づかなかったのか<br />
<br />
<br />
ー停止ー]]> 
    </content>
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            <name></name>
        </author>
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    <published>2026-07-02T23:13:19+09:00</published> 
    <updated>2026-07-02T23:13:19+09:00</updated> 
    <category term="長い贖罪のようなもの" label="長い贖罪のようなもの" />
    <title> Alx.4　 符水のようなもの</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[ーなんと言っていたかなー<br />
<br />
大気中にはまだ、言葉が舞ったままだった<br />
それはずっとこのままなのかもしれなかった<br />
<br />
手のひらで空をかくと、言語、記号の手触りが残った<br />
やせてほとんど骨と皮だけの、それゆえに指の長さが強調された、手のひらを見つめる<br />
<br />
少年の大きな瘢痕の残る手のひらのことを考える<br />
<br />
＋<br />
<br />
<a target="_blank" href="//fukkatu.blog.shinobi.jp/File/1638109950419-cfcb8ff7-b48c-4907-8ad7-4d944b3d2b83.jpg" title=""><img src="//fukkatu.blog.shinobi.jp/Img/1641126919/" alt="" /></a> <br />
<br />
概念的な存在であるだろう、今の私にとってどれほどの意味があるのかわからなかったけれど、<br />
体を伸ばし柔軟体操<br />
<br />
それから思い出したように肩、腕、念入りに指先を動かしてみる<br />
また、手のひらを見つめる<br />
<br />
ー別に&hellip;&hellip;ー<br />
<br />
裸足になり、波打ち際で海水に手のひらを浸してみる<br />
<br />
波の感触を感じる。海には言葉の手応えはなかった<br />
それは海には溶けていないからなのか、水の抵抗で曖昧になっているだけなのか判然としなかった<br />
<br />
＋<br />
<br />
ーええと&hellip;&hellip;ー<br />
<br />
たしか東洋の、あの少年の国の近くの&hellip;&hellip;<br />
<br />
求める答えの輪郭を掴めるのではないかと、また空を掠めてみる<br />
<br />
ーそうだ。符水ー<br />
<br />
今のこの世界の状態は、それに近いのではないか、ふとそう考えた<br />
<br />
言葉を溶かした世界。溶け切ってはいないけれど<br />
<br />
ー祈願ー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　分解<br />
<br />
ー願い、あるいは祈りー<br />
<br />
]]> 
    </content>
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    <published>2026-06-26T01:11:03+09:00</published> 
    <updated>2026-06-26T01:11:03+09:00</updated> 
    <category term="長い贖罪のようなもの" label="長い贖罪のようなもの" />
    <title>Alx.3　理想のようなもの</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[私は結局、いつまで経っても世界のあり方を決められなかった<br />
<br />
<a target="_blank" href="//fukkatu.blog.shinobi.jp/File/sf.PNG" title=""><img src="//fukkatu.blog.shinobi.jp/Img/1727599550/" alt="" /></a> <br />
<br />
私は取り柄のない人間だ<br />
彼には耳がいいなんて言ったけれど、それは音階がわかるだけで、ただそれだけだった<br />
<br />
＋<br />
<br />
感情を込めずに鍵盤に触れる<br />
<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　ーFー<br />
<br />
ファ、彼の国の言葉でヘ<br />
<br />
f、フォルテ<br />
<br />
フォックストロット<br />
<br />
　　　　　　　　　　　　　ーー口　言葉　神ーー<br />
<br />
あのときの私は左目が治ってよかっただなんて、能天気なことを考えていた<br />
そんな、簡単なわけがないのに<br />
<br />
/<br />
<br />
その存在は、言いにくそうにした。<br />
<br />
（あなたは少し印象が違いました）<br />
<br />
「&hellip;&hellip;」<br />
<br />
（もっと迷いなく、直感的で、判断が早く、けれど決して間違えない）<br />
<br />
「間違えない&hellip;&hellip;」<br />
<br />
（社会規範、倫理、政治的にも正しい答えを選び続けられるような、彼の話だとそんな風でした）<br />
<br />
その存在は理想的な存在について語っていて、当然それは私ではなかった<br />
<br />
（彼のような人間が託したいと思う人なら、そうなのかも、と）<br />
<br />
私は情けなさを感じながら白状した<br />
<br />
自分はそんな立派な人間ではないのだと、けれど彼の前ではそう演じていた<br />
そうすべきだと思った<br />
彼には理想を示したかったし、私自身理想になりたかったのかもしれない<br />
<br />
（演じきれていた、のだと、思います）<br />
<br />
&hellip;&hellip;そうね<br />
<br />
＋<br />
<br />
けれどそんなのは詐欺じゃないか<br />
<br />
なんでもわかるふりをして、何もできなかったというのに<br />
気づくことさえ<br />
<br />
（でも）<br />
<br />
その存在は謝罪するように付け加えた<br />
<br />
（人はあるがまま、よりも、あるべき、を選択すべきだと思います）<br />
<br />
（あなたは間違っていなかったと、思います）]]> 
    </content>
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            <name></name>
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    <id>fukkatu.blog.shinobi.jp://entry/1436</id>
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    <published>2026-06-21T00:43:56+09:00</published> 
    <updated>2026-06-21T00:43:56+09:00</updated> 
    <category term="長い贖罪のようなもの" label="長い贖罪のようなもの" />
    <title>Alx.2　届かないもの</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<a target="_blank" href="//fukkatu.blog.shinobi.jp/File/b181eb51.jpeg" title=""><img src="//fukkatu.blog.shinobi.jp/Img/1781967027/" alt="" /></a> <br />
<br />
少年たち、像を見上げている。<br />
<br />
（天使？）<br />
<br />
「神様です。勝利の女神&hellip;&hellip;だったはずです」<br />
<br />
その存在は首を注視する。しばらく黙り、考えこんでいるようだった。<br />
<br />
見かねて、少年は助け舟を出した。<br />
<br />
「僕が知っているのはこの状態だけで、<br />
　オリジナルや完全に復元されたものは見たことがないんです」<br />
<br />
（見られるのなら、見てみたい？）　<br />
<br />
少年、暫く、停止したように考える。<br />
眼差しは、今はなにもないけれど、顔があるべき場所に向けられていた。<br />
それから、小さくかぶりを振って答えた。<br />
<br />
「いえ、僕の中では&hellip;&hellip;これで完全なんです」<br />
<br />
自分に言い聞かせるような少年の回答に、存在はどこか納得がいかなかった。<br />
けれど、確かに今のままでも綺麗だと存在は思った。<br />
<br />
/<br />
<br />
彼らの会話の記憶。<br />
<br />
一人は楽しそうに話し（教育といった方が適当かもしれない）、少年は内容自体が面白いというよりも、楽しそうに話してくれているのが嬉しい、といったふうだった。<br />
<br />
思い返せば、あの少年はいつもそうだった。<br />
<br />
私たちは&hellip;&hellip;まあ、割と古い世代だから、神話の話も身近だけれど、彼にはいささか古臭く感じられたのかもしれない。<br />
<br />
それでも彼が積極的に会話に参加する時があった。<br />
それは題材の中に親子、愛が含まれる場合だった。<br />
<br />
特に彼は、愛がどういったものであるかを知りたがった。<br />
そして、おそらくすぐに、愛の輪郭を把握してしまったのだけれど、それをけして認めなかった。<br />
<br />
彼は愛を神格化し、それを手の届かないものと定義した。<br />
<br />
そうすることで、彼は一生、愛を理解する権利を放棄した。<br />
それはもちろん、自己愛も含めて。<br />
<br />
/<br />
<br />
今、もう一度考えてみる。<br />
<br />
彼が手放したのは、権利だったのか。<br />
<br />
あるいは義務だったのではないか。]]> 
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            <name></name>
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    <id>fukkatu.blog.shinobi.jp://entry/1435</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://fukkatu.blog.shinobi.jp/%E9%95%B7%E3%81%84%E8%B4%96%E7%BD%AA%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E3%82%82%E3%81%AE/%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%88%E3%81%B0%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%B0%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A9" />
    <published>2026-06-18T23:57:56+09:00</published> 
    <updated>2026-06-18T23:57:56+09:00</updated> 
    <category term="長い贖罪のようなもの" label="長い贖罪のようなもの" />
    <title>たとえばアレグザンドラ</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[Alexandra<br />
<br />
＋<br />
<br />
ポツポツと肌と砂浜が濡れていった。<br />
見上げたが、夜空には雲はなかった。<br />
<br />
雲がないのであれば、雨ではなく蓄積されていた涙が放出されているのだと、すぐにわかった。<br />
<br />
あの少年の国ではこういう天気の日に、狐たちは結婚式をとり行う、とか。<br />
<br />
ーん？ー　と考える。<br />
<br />
ー因果はどちらだっただろうかー<br />
<br />
挙式をすることが天候に影響を与えるのだったか。<br />
<br />
<a target="_blank" href="//fukkatu.blog.shinobi.jp/File/kureidoru.PNG" title=""><img src="//fukkatu.blog.shinobi.jp/Img/1742381885/" alt="" /></a> <br />
<br />
狐&hellip;&hellip;,foxtrot.<br />
<br />
彼は長い期間、言葉を学んでいたそうだ。<br />
地道な努力だと思う。とてつもないな、と思う。<br />
<br />
世界中の本棚から辞書を読み漁るような行為をずっと、続けていたのだろう。<br />
大気中にも言葉の断片が、舞ってしまい、溶け切っていないように感じる。<br />
<br />
言葉がどうにも定まらない。<br />
<br />
＋<br />
<a target="_blank" href="//fukkatu.blog.shinobi.jp/File/5dfcde45.jpeg" title=""><img src="//fukkatu.blog.shinobi.jp/Img/1778420209/" alt="" /></a> <br />
かつて、神託機械（oracle machina）だったはずのもの、の前に座る。<br />
<br />
彼は頑張って、そのインターフェイス（というらしい）を私に最適化してくれたそうだ。<br />
だから私の前には鍵盤（keyboard）があった。<br />
ただ、それはピアノとは違うというか、鍵盤には間違いないのだけれど。<br />
<br />
<br />
空から降る涙は神託機械を濡らすことはなく、泡のように弾かれていた。<br />
<br />
そっと指を伸ばし、感情を込めずに鍵盤を弾いてみる。<br />
<br />
ラ、A。　　　　　彼の国の言葉ではイ、か。<br />
<br />
ラ、ド、ミ。<br />
<br />
&nbsp;/<br />
<br />
&nbsp;-phonetic code-<br />
<br />
E=（こだま）]]> 
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