自分に負の感情をもたらすもの

それは捨てていいものだ
誰かとの思い出であったとしても
それが自分を辛くするだけなら
所持する必要はないと思う

そう言い聞かせることで
物を捨てようとしている

自分の悪いところは
物がなくなるとそれを媒介にして
想起できたはずの思い出も失ってしまう
と考えているところだ

自分が辛くなるのがいいか
自分が空っぽになるのがいいか

そんな事ばかり考えている
が、捨てていい

もういい


俺はまた明日から
何食わぬ顔で働きに出なければならないからだ
少しでも向上するように努めなければならないからだ

過去は捨てて必要なものを取り込むべきだ

そんなの当たり前のことだ
俺はもう苦しんで
皆は忘れて
都合よく俺を痛めつけた

だからもう終わりだ

また始まりだ