禍福は縄のごとし
という言葉がある
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もしも苦しみがなくなったら
幸福に気づけなくなってしまうのだろうか
アパシー、というのが近いようだが
詳細はググってほしい
申し訳ない
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もしも不幸が感じなくなることができたのならば
それはもう完成系のような気がする
不幸も幸福も感じなくなった境地、
そこに至って初めて
人は理性的な判断ができるのではないだろうか
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苦痛の大きいものは仕事だが
仕事から解放されて無職になっている状態が
楽しいかというと、そんなには楽しくない
じゃあ、仕事をしていた時は
楽さでめっちゃ幸せを感じていたわけ?
と疑問に思われるかもしれないが
そんなことはない
マイナスから0になるだけで
プラスにはならない感じ
正直、仕事は普通に嫌だが
それを打ち消すほど楽しいことなんてない
どうしたって不幸と幸福が釣り合っていなかった
それは俺が俺だからかもしれない
普通の人は大丈夫なのかもしれない
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仕事が終わってかえって晩酌をしたい
そういう気持ちが判るようになってきた
だってもう、楽しいことなんてない
だからせめて不幸をごまかそうと思って酒を飲むのだ