言葉によって神に形を与えようとした

言葉によって感情に形を与えようとした。

言葉にすることで、それは他人と交換可能なものになった。

でもそれは本当ではなかった。

それに慣れ過ぎて、自分だけの感情を感じられなくなった。

言葉で表せられるものしかないように、存在しないものととらえるようになった。

でも、名状しがたいものはだれしもの中に確かに存在していて
それと言葉で無理やり置き換える。

そこに言葉と実際の齟齬と乖離が生じる。

言葉で考えることを控えようと思う。

そんなことを、俺は言葉で書いている。

笑っちまうよな。