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かつてあったはずのなにか

皆様に幸多き事、お祈りいたします ※ わけあって画像の多くを消しました。意味が通らない箇所があるかもしれません。申し訳ありません。 文章雑な所がありますので、斜め読みで大丈夫です。 記事が表示されない場合は、削除がまだ反映されていないのだと思います。大変申し訳ありません。

5月1日 f91 ②



メイデイだったり、令和初めの日だったり
彼の死んだ日だったり

****

少しずつ、f91を作ってきたが
無理を感じ始めた
手を出せば出すほど
汚れていく感じがする

まあ、別に自分のものだからいい

****

折角だから
彼の真似をして、
けれど彼から一歩進むという点で
考え事をしようと思う

僕等にとっての救いは
時間の連続性と
記憶の連続性
肉体に銘記された魂の強固な接続
もっとも
彼は最後のものはとても強固とは呼べず
複数人で体を共有していた
とはいっても、元々は一つの精神だった
それを寂しさが故に二つに分け、4つに分けた
イメージするのはケーキでもピザでも、リンゴでもいい
だが一番近いのは豆腐だ

話がそれた

ごちゃごちゃと言ったが
僕等にとっての救いは
良くも悪くもセーブデータは
余程のことがない限り、勝手に消されないということだ

もし漸進的な人格がインストールされている場合
その人は寿命と、身体的な限界を無視すれば
どこまでも遠くへ進んでいけるだろう

では漸進的でなければどうか
一生そのままだ
彼はどうだったのか

****

任意に選べる死であるならば
いい時に死ぬのか
悪い時に死ぬのか
選ぶことができる

死を株を売ることと考えてみると
彼の死を理解できそうな気がする
これ以上、上がることはない
だから、もう終わりにした

安くなってから
買いなおして、得をすることはできない
だって彼は死んだから

でも鋭い人は気づいているかもしれない

そう、彼の死体は、はたしてどう処理されたのか

わるいが僕はそこまで深入りはしていない

でもこれは傲慢だが

彼はこのように考えられることを望んでいるのではないか

彼の死体と共に夜を過ごしたならば(性的な意味ではない)

その過ごした人間は彼の神性の一部を

引き継いでしまっているのではないか

****

あるいは単純に死体を保管し
下ろすことも可能なのか

****

そんなわけがないか



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