今日は（も？）特に予定がなかったので
シャツの取れたボタンをつけなおすことにした
裁縫道具を探すが見つからない
普段はそこまで見ないというところまでクローゼットの中を探してみた
（部屋によると思うが
自分のアパートのクローゼットの奥行きは
ちょっと長いと思う
知らないうちに物が奥の方に行ってしまっている
上半身を入り込ませないと奥の壁に手が届かない）
そして全然関係ない段ボールを見つけた
学生時代
引き落としきった銀行の通帳とか
その地域にしかないスーパーのポイントカード
病院のカード
図書館のカード
腕時計
そして昔の会社の資料とか
同期と一緒に写った写真とか
頑張れよ、的な手紙とか
あと高校の写真とか
相当な量のメモ帳
ノート
ルーズリーフ
すごい頑張っていたなと思う
だが残念なことにその頑張ったことを
全然覚えていない
また、取っておこうかと思ったが
捨てることにした
なんだか結局取っておくだけなら
意味はないように感じるし
かなりの不快な思い出も付随している
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高校のクラス写真
うーん……
握りつぶした
はっきり言ってあの高校から人として学んだことというのは
全然ないな、大学もだけど
人間の汚さが判っただけだ
どこもそんなものかもしれないけれど
それでスイッチが入ったのかもしれない
どんどん捨てた
持っておけばまた勉強するかもしれない
確かにそういう場合もまれにあるかもしれない
だが自分はそれを、今やらない言い訳に使ってばかりいるし、いた
だからもうどんどん捨てよう
また勉強する時に調べたり、買ったりすればいいだけのことだ
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昔の同期がくれた手紙や写真
教官からの手紙
それは、確かに、でも
俺が苦しい時助けてはくれない
くれなかった
俺は結局一人でどうにかしてきた
高校を出てから、悲しいことに
そして彼らも俺のことをもう覚えていないだろう
俺はもっと今頑張るべきだ、もしくは
楽しむべきだと思う
思い出の幻なんかなんもしてくれない
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やまになったコクヨのメモ帳
毎日工事の予定、工程をメモして
メモした内容を
別の普通の大きさのノートにまとめていた
うーん、偉い
今、そんなこと一つもしていない
そんな頑張って当時の自分が報われたかというと
全然駄目だった
そんな業界だろ、と言われればそれまでだが
暴言、暴力、残業なしは当たり前だった
ただ、勉強になった部分も確かにあった
それでも切れて辞めてしまったけれど
逃げ出したという方が正しいが
手続はちゃんとした
まあ、そんなノートも捨てた
読み返さないし
なんだか辛くなってしまうのだ
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ものが片付いたフローリングを
雑巾がけするのは気持ちがいい
(終)
時計は学生時代にホームセンターで買ったものだ
実際腕につけては使わず
鞄につけていたけど
当時はあまり時間を気にしてなかったな
バイト先は飲食店だから
腕時計禁止だったし
あんまり使わないまま
なんかはこの奥に入っていた
10年くらい前に買ったけど
まだ動いているのは
さすカシといったところだ
