これはハングドマンだ
つまりつるされた男だ
もう3年位前、いやもっと前かもしれない
今日、初めてFGOに課金した
12月の初めから働きだしたからだ
それは派遣で、将来の見通しなんて立つはずがない
あわよくば社員になれないかと思っていたけれど
どう考えても無理そうだ
やらされる仕事も、人としての扱いも、なんというか求められていないと感じる
そのくせ、いや、これは喜ばしくもあり、辛くもあるのだが
残業をさせてくれる
正直、早く帰っていいなら早く帰りたい
残業して遅くなることがあって（当たり前のことだけど）
帰ったら飯食って寝るだけ
最近は雪が降り始めたから
ただでさえ移動時間がとられて辛い
とはいうものの、早く帰ったところでやりたいことは思いつかない
いや、やるべきことはある
資格の勉強だ
でも、まるで手を付ける気にならない
それでも、気分を上向きにしないと
自分のせいもあるのに、幸せそうな人と比べて
辛くなって、勝手に腐ってしまって
仕事をやるのが嫌になってしまって、そして自己嫌悪になる
いやでも、きっちり仕事はやらないといけない
お金がもらえるのなら
そうでないと、自分のちからがどんどん落ちていくからだ
だから課金した
いや、単純に僕はアビゲイルが欲しかっただけなのだ
でも駄目だった
確率的に言えばまあ、そうなるし、そうならないかもしれないし
という感じで（いや、これは回数の問題でなくそうだけれど）
これはすごいと思う
爆死とか言っている人はこんな苦痛をどれだけ耐えているのか
どれだけタフなのか、すごいと思う
それでも頑張って前向きに考えようと思う
先週はずっとサンソンの行動について考えていた
それでアビゲイルが外の世界に出たかったというのも判った（1回目から判れよ）
もしこの結果に何らかの意味があるなら
お前は外の世界に目を向けろと言われているのかもしれない
これはみたまんま
ネクロノミコンだ
実家から出るとき、この本を持っていたことを覚えている
なんにもできなかったけれど
それでもラブクラフトが名声を求めているのですと告白したところには
付箋が貼ってある
昔の自分が何か感じたのだろう
いや、今の自分だって感じるものがある
これはヴェンジェンス、つまり復讐だ
そしてこれで最後、お前何度目だよと思われるかもしれないが
アブラメリンだ
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そしてこんなことは実世界では何の役にも立たなかった
俺は、もうすぐ30になる
俺には才能がなく、それに見切りをつけるのも遅かった
それだけの話だ
＊＊＊＊＊
やっと本題に入る
現実が辛い
だから少し先のことを考える
走りながらゴールのことを考えるように
働きながら休みのことを考える
でも休みは終わる
時間は次々に流れて、ただ僕には年を取ったという結果だけが残る
世界にはまるで情がなく
僕は金を払わないと人と会話することすらできない
だからいつかそうでなくなっている未来を思い浮かべる
その未来にたどり着く方法は思いつかない
だけど、多分今を観たら気が狂ってしまうから
ごめん
駄目だった
