カテゴリーはクライスタですが、クライマキナの話です。
実はあれからグノーシス主義について書かれた本を読んでいた。
それで……これは少しだけネタバレになるかもしれないので、ゲームをクリアしてから読んで欲しい。クリアしてから別にここに戻ってくることはなくて、『グノーシス主義のプトレマイオス派』について検索エンジンで調べて、本当に専門家の方のブログなどを読んだ方がいい。
というか『プロパトール』で検索したら一番頭に出てきた。だから多分みんな知っているんじゃないかな。前回いい加減なこと書いて申し訳ないです。
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正直それに今更気づいたのかよ、と言われそうな気はするが、まあいいや。
だって本当に知らなかったからね。
書こうと思ったのだが、書けない。
想像以上にグノーシス主義は自分には難解だ。
本を読んでいるとき、そうなんだ、みたいな感じで読めるのに、いざ自分で説明しようと思うとなんて書いていいのか全然判らない。
図で書くと、グノーシス主義の世界の始まりはこんな感じになっているそうなのだ。
プロパトール(原父) ー エンノイア(思考)
ヌース(叡智) ー アレーティア(真理)
ロゴス(言葉) ー ゾーエー(生命)
アントロポス(人間) ー エクレーシア(教会)
あまりにもそのまま用いられていた。
これ気づいていなかったのは結構恥ずかしいかもしれない。
いや、知らないことは恥ずかしいことではないんだけど、それに気づかず前回適当なこと言ったのは反省します。知ったかぶりは恥ずかしいことだ。ごめんなさい。
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もちろん違っている可能性もあるけれど、エノアはエンノイアから、レティアはアレーティアはと考えて問題ないと思う。
あれ、ノエインだけいなくない? とこれを見て私は思った。
もしかするとエノアがそのままエンノイアでないように、ノエインもエンノイアのアナグラムで二人は実は関係があるとか、そんな所まで勝手に空想したのですが……。
ノエインとヌースは語源が同じ、みたいな感じらしいです。
そう考えると神機の名前は全て、ここからとられたんじゃないかなと思います。
ただそれが判ったからといって、ゲームの内容の理解が深まるかというと……あまり関係ない気がします。知らなくてもゲームは楽しめるし、知らない方が先入観を持たずに遊べていいような気がします。
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もっと知りたいという方は、グノーシス主義で調べてみて下さい。(丸投げ)
私は残りの人格回想データを集めようと思います。
トリニティのイジメにあっていた記憶を持つ子のだけはちゃんと見ておきたい。
またなにかあったら、また。
