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かつてあったはずのなにか

皆様に幸多き事、お祈りいたします ※ わけあって画像の多くを消しました。意味が通らない箇所があるかもしれません。申し訳ありません。 文章雑な所がありますので、斜め読みで大丈夫です。 記事が表示されない場合は、削除がまだ反映されていないのだと思います。大変申し訳ありません。

広く国民に敬愛

どうして総理は君に栄誉賞を与えないんだろうか

彼は不思議そうに首を傾げた
僕はそれに、それは人は汚いものなんて見たくないからだと答えた

でもそれは不公平ではないか

待て、君は基準を知っているのか

ああ、知っているさ
君が広く国民に敬愛されていないこともね

だが、君ほどこの世界の負を一身に背負っているものは
けれど知らない
君がいるからこの世界は維持できているというのに

はあ、と彼はため息をついた
もういいよ、敬愛が基準だとするならば
汚いものが選ばれることはない
それで終わりだし
僕は、そんな賞に微塵も価値を感じない

これは嘘だった
けれど

君ならそういうと思ったよ、さすがだ
そう言って笑った

僕は少し疲れた、そう思って少し泣いた

総括してしまえば、この世界はなにもかもが平等ではない
ただ、それだけの話だ

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