ある人気キャラがフィギア化されることになり
まとめサイトでは
パンツの色の予想で盛り上がっていた
しかし、ある識者が言うには
作者からパンツは見えないように
との指示があるというのだ
これが本当ならば
今後、公式からパンツの色が
アナウンスされることはないだろう
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難しい問題だ
かりにパンツの色が白だった場合
白以外を望んでいた人々は
落胆するだろう
ある意味公式から切り捨てられたようなものだ
本来キャラクターも人間であると考えるならば
日によって違う色になっているかもしれないが
これに関してはキャラクターであるし
服装はその性格を表すものとしても見られる
つまりパンツの色を確定させることは
このキャラクターはこういう人です
というキャラの要素がまた一つ追加されることになる
作中では(自分が見ているアニメでは)
パンチラシーンはない
判らない
だからみんな自由に想像できる
これが一番いい状況なのかもしれない
可能性は無限
確定させないことによって
全ての人々の要望に応えることができる
ただ、やはり全ての人は満足しないかもしれないが
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ここからは少し違う話だ
自分のようなモラトリアム人間は
虚栄の万能感を守るために
何も本気でやらない、という選択肢を選ぶことがある
パンツを確定させないことに少し似ている
パンツの描写がなければ、可能性は無限
やる気になれば何でもできるし、なんでもなれるが、やる気は今はない
実際に行動しなければ、自分のプライドは守られる
実際に行動すれば失敗するのは間違いないけれど
行動しなければ、失敗はしない
空想の中で全能に浸る
可能性は無限だ
やる気になれば何でもできる
でも何でもは普通に考えてできない
何か選んでやってみるしかない
パンツを確定して失敗するのは怖いけれど
それでもパンツを決めないと始まらない
ただし勇み足でパンツを決めた場合
自分みたいに履いては脱いでを繰り返すことになるので
よく考えてパンツを決めなければならない
それでもやっぱり一度確定してみないと判らないこともあるけれど
大分苦しいことに途中で気づいていた
読んでくださった方、申し訳ない
謎を必死に追いかけて
確定した瞬間
ただの事実だけが残る
謎は謎のままにしておけば
夢が残る
答えを求めて夢を捨てる覚悟があるのか