久しぶりに走っていた。
そんなに近くない運動公園まで行って、その外周（2キロ）を走っていた。
自分は基本的に外側を走る。そんなに早くはないからだ。
だから別に追い抜かれてもどう、とも思わない。
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のだけれど、ぶつかるかどうかのスレスレの所を追い抜いて行かれるのは嫌だ。
なんでかというと、ぶつかりそうになるからだ。（そりゃそうだ）
別にインコース空いてないわけでもないのに（というか俺が空けている）
なんでこっちくるんだよ、と思う。
飲食店とか映画館で隣に来られるのとは、少し事情が違う。
危ないんだよなあ。
しかもこっち空けてるのに、と考えると訳が分からない。
のでこういう時は考えないようにしようと思って流す。流す。
考えるだけ無駄だ。
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人ごみを歩くとやはり、こちらがよけるのを前提にしているのか、それとも前が見えてないのかわからない人がいる。
この間困ったのが、手をつないだ状態で、つないだ手が自分の真正面に来るように歩いてくる人がいた。どっちによければいいのか迷った。
正直に言おう。これで嫌われるかもしれないけれど、正直に言う。
俺はこういう人たちが嫌いだ。
みんなが少しずつ良ければ、誰も嫌な思いをしないのに、相手によけることを強要するのはなんかおかしいと思う。（身体能力的によけるのが厳しそうな人の話ではないということだけ注意してほしい）
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ショッピングカートでこっちに突っ込んでこられたり、おれは何か、存在が薄いっていうものなんだろうか。
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でも、注意する勇気もないから、イラっとして終わり。
情けない奴だと思われるかな、でも下手に声をかけてひどい目に合うくらいなら、どうでもいいや、よくあることって流した方がいい。皆には危険な目にあってほしくないからね。
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こうやって書いてみても、結局相手の事情なんざ分からないし、注意するのもメンドクセエ、となったらスルーして楽しいことを考えるしかない、という考えるまでもない結論にたどり着く。
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でも俺はいつまでも我慢できるんだろうか。それが怖い。
