昨日久しぶりに走った
内臓はもう無理だと言っているのに
足はスピードを緩めたがらなかった
結果として、吐いた
それでも僕は家に帰るまで我慢したことを誇りとしたい
過去2回、街中ではいたからだ
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内臓と脳というのは繋がっているようで
そうでもないのかもしれない
走っていて風を切る感覚や
足に伝わる振動
上下運動と
それ以上の前への躍進
本能的な幸せが、脆弱な現代的な内臓に勝り
そして吐く
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ずっと走っていたいと思うが
疲れて止まってしまう
そうしたとき、内臓が優位となる
だから僕は走り続けなければならないのかもしれない
警察学校にいたころ
ずっと走っていた
何から逃げたかったのか
まだ、怖いか?