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かつてあったはずのなにか

皆様に幸多き事、お祈りいたします ※ わけあって画像の多くを消しました。意味が通らない箇所があるかもしれません。申し訳ありません。 文章雑な所がありますので、斜め読みで大丈夫です。 記事が表示されない場合は、削除がまだ反映されていないのだと思います。大変申し訳ありません。

エヴァ ※ ネタバレあります

今日は有給を使って休んだ
12月に友人の結婚式の時に帰って以来だった

もしかしたらf-105(バックライトの綺麗な腕時計)
が実家にあるのではないかと思ったけど
やっぱなかった

今年の1月は雪が酷かったので
色々心配していたが、大丈夫そうだったのでよかった

****

またゆるゆりの映画の写真とって来るかと思ったけど
だれもその記事を見てくれている気配はないし
やっぱやらんでいいかなと思って
帰ることにして

途中映画館に寄った

****

映画館には違いないと思うが
ようするにジャスコ(イオン)だ

なんか平日なのにジャスコ(イオン)に人多いなと思ったけど
もしかしたらもう春休みに入ってるのかもしれない

真昼間なので(というか普通の料金だが)
1900円した
なんかまた100円高くなってるなあ

で、今回は20年以上にわたって
気になっていた作品が終わるということもあって
パンフレットを買ってみた
1500円した

高いっちゃ高いよなあ、とは思うけど
それは俺の金銭感覚が中学辺りで止まっているからだと思う、多分

1番前の席の真ん中に座る
都会の電車並みの本数が上映されているので
この時間のを見に行こうとか決めていかなくても
適当な時間に行っても、ちょっと待ってたら次のが始まるので助かる

それでも、映画の上映開始時間から本編が始まるまで
15分予告見せられたけど


※ 以下感想、ネタバレあります
       書きなぐりです

やっぱり見て良かったと思うので

映画観に行く予定のある方は、書きを読まないで欲しいです
感動が薄れると思うので





****



旧劇場版もなんかいろいろあったけれど
最終的には お前ら現実で頑張って生きていけ
 
みたいなメッセージだと個人的には思っている

今回はどうかというと
やっぱり お前ら現実で生きていけと言う感じだった

象徴的だったのが
ラストシーンが駅のホームなのだが
反対側の乗り場に
綾波レイや渚カヲル、惣流アスカラングレー
といった主要メンバーが電車を待っている

が、主人公は一人だけこっち側のホームにいて
新劇場版から登場したキャラクターと一緒に駅から外に出ていく

というのだった

判りやすいというか、なんか寂しいというか
お前らは現実を生きていけと言うメッセージだろうか

****


ここまで考えて思った

これ、伝えたいメッセージが昔と一緒じゃん、と

あれ、そもそもこれ何でリメイクされていたんだっけ?


調べてみると庵野監督の言葉が出てくるが
難しい、是非読んでみて欲しい


ただ伝えたいメッセージが同じでもそこに至るまでの過程に違いはあった
当たり前だけど

正直ループとかその辺は自分の頭ではよく判らんかったので
明らかに昔やったのとは違うという点を言ってこうと思う

新劇場版は
序➡破➡Q➡シン という4作になっている


序、破は旧作をなぞりつつ、少しずつ変化が加えられていた
顕著なのがゼルエルと戦う時、テレビだと暴走した初号機が勝手に
食べてしまったが、リメイク版だと主人公の意志で戦っていた

でここからが大きく変わるのだが
破➡ℚの間で作中14年の時間が経過してしまっている(主人公は眠っていた)
しかもなんかニアサードインパクトというのが
ゼルエル戦の後に起こってしまったらしい

このニアサードインパクトというのが
当初からの既定路線だったのか
関係ないのかもしれないけれど
もしかしたら、地震の影響もあって
災害の中から立ち上がるみたいな風にしたかったのかなとも思う
(Qの公開は2012年11月)
※ 勝手に思っているだけです

またこの14年経っているというのが
なんというか
自分が勝手に思っているだけなのかもしれないが
世間では14年もたったのに
お前はまだエヴァにとらわれているのか
お前だけ14歳のまんまだぞ みたいに言われている気がしていた
まあ、ちょっとこれは精神的にきついものがあった

制作側の真意は判らないんですが

そしてシン
なんだかんだ旧作が骨組みになっていた
新劇場版

今回の映画の旧作部分に対応するのは
25、26話と
劇場版の「Air」「まごころを君に」になる、と思うが

今回冒頭が今までにない展開(旧作にない展開)がある
失語症になった主人公が
ニアサードを生き延びた村にかくまわれ
元気になっていくという部分

主人公を置いて28歳に成長した
クラスメートがしっかり大人になっている
結婚して、子供をもうけていたり、しっかり働いていたり
(こういうの辛い)
そんな中で皆に優しくされる
これがなんというか、優しすぎていい意味でリアリティがないというか
旧作だったら、たぶんもっと冷たい人たちが出てきたと思う

そして説教臭いと思えるほどに
ちゃんと働いて、生活することとか
明日も判らんけど俺たち頑張ってるよみたいに、
生きることを、なんというか、肯定的に描いている

そして主人公は最終決戦に向かう

****

実はこの冒頭の部分で主人公の葛藤が終わる
(観終わってから気づいたことだが)
あとは最終決戦

もちろん心理描写や心の世界のような空間での対話もあるのだが
主人公の覚悟はもう決まっているので

誰の内面を描くのかというと

主人公の父親、碇ゲンドウの掘り下げになっていた

これは新しいというか
どっちが主人公なのか
本当に親の不始末を子供が付けに来た、という展開で
救われたり、成長するのは主人公ではなく
父だったり友人だったり
主人公はそれを促しているような感じだった

主人公ムーブと言えばそれまでなのだが
エヴァでこういう展開になるとは思っていなかった
最終盤で主人公がこんな感じになるとは思わなかった

Qのラストでがっくり落ち込ませ
シンの冒頭で覚悟を決める

そこからはブレずに(心理的に)
他の登場人物のフォローに回る感じ

****

シンは最終的なメッセージは同じなのだが
生々しい感じの生を描写、肯定し
旧作では救えなかったキャラクター達を救ったという感じだろうか

****

最後まで通してみると
Qは放映当時、批判的な意見が多かったが
最後で盛り上げるために
どこかで一度落としておかなければいけなかったのかなという気もする

****

新劇場版は結局、なんだったんだろうか

高校3年の時に序が放映されて
隣の県まで電車で観に行った

今ならそんなの考えられない
県内3つの映画館でどこも信じられない回数、上映されている

テレビ版が好きだったから
そことの差異を考えてみたり
これからどう話が転がっていくのか
予想してみたが、はっきり言って
まあ今だから言えることだが、展開を予想できるはずもなかった

新しい謎とか、ループ説みたいなの
一応考えてみたけど
最後まで見た後になっても、よく判らなかった
途中から考えるのは止めた

ただなんか面白いものが見られる
そこだけは信用していた

そしてとうとう終わった

高3の時に序が始まったときは
大学にいる間に完結して
それで自分なりに大人になる区切り、みたいな感じになると勝手に思っていた

延期されるにつれて
そのモラトリアムを勝手に伸ばしていた

今、もう30歳を超えてしまった
なんとなくこれで今度こそ区切りなのかなと思う

最初はロボットアニメの体だったのに
最後はなんなのかよく判らない
ジャンルの枠を超えたというか(これは旧劇場版からそうだけど)

まあとにかくこれで終わってしまったなあ、という感じです

是非、観に行ってください

終わり



























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