首　8月の終わり

昨日見た夢の話をしてもいいかな
いや、と彼は手を振った
僕は君の夢ほど興味のないものはないんだと言って笑った
なるほど、しかし僕は彼の気持ちにさほど興味もなかったのでそのまま話すことにした

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首を埋める夢を観たのだ
最近断頭台への行進を聴いているからだろうか

僕はフロイトの夢判断を読み、そして全てを忘れた男だ
いいだろう、考察してみよう

君は罪を隠したがっている、もしくは
男根に何か関係があるのかもしれないな

それはそうかもしれないし、そうではないかもしれない
いや、実際罪を隠しているのは本当だ、であるならそれで話は解決だ

だから、これで終わりだ