※ ネタバレあります。
これからプレイする方は絶対に読まないでください。
1ルートしかクリアしてないため、他のルートをクリアすれば判ることを知りません。
さらに筆者は話を正しく理解できていない可能性があります。
考察サイトもなんとなく、自分の感想を書いておきたいと思ったので見ていません。
それでも良ければ
学生の時作ったペーパークラフトのギリメカラ
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いきなりネタバレがあります。
※ 認識間違っていたらすいません。①初期
ナホビノというのは知恵(知識?)を奪われた神々と
その知恵を持った人間が合体した存在。
過去、法の神という存在が他の神々の肉体と知恵を分割した。
そのあと知恵の実的な感じで管理していたけど、肉体のみとなった神々が
人間たちを唆してその実を食べさせた。
これで人間に知恵が宿ったので、あとは自分の知恵を持つ人間と
合体すれば元に戻れるらしい。
ただ、法の神がナホビノを禁じていたらしく
合体した神々は「ミマン」という存在になってしまった。
(ミマンたちの会話からそう思えたというだけで、違っているかもしれません)
②18年前
ルシファーが法の神を倒して、ナホビノの禁が解かれる。
正常に合体できるようになる。
(ただそう考えると18年間、他の神々は何もしていなかったのかという疑問が出てくる。
主人公の成功例が出るまで試そうとはしなかったんだろうか。
失敗した場合のリスクが大きいから、だろうか)
倒したときにまだ、残ってた分の知恵を解放した。
主人公の知恵はその時解放された分、だと思う。
主人公は高校3年生だから、ちょうどその頃に産まれたのだろうか。これは知恵の実を食べて得たというよりも、直に知恵を与えられた感じなのだろうか。
主人公の同級生も知恵を持っているから、同様な感じだと思う。
③現在
魔界で襲われそうになっていた主人公が人造魔人アオガミと合体してナホビノとなる。
※ ネタバレあります。
神造魔人アオガミは実はスサノオノミコトで主人公はその知恵を与えられていた。
ただ、ここがややこしいのですが、アオガミは日本神話のスサノオノミコトそのままの存在ではなく、兄?のツクヨミノミコトを基にして造られた存在らしいです。
(プレイしている最中は気にならなかったのですがこれ、神造魔人というのは神の扱いになるのかなあと、どうしても他の神々と比べた際、格が1段落ちてしまうような気がします)
こんな感じで物語が始まります。
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この設定が明らかになったとき、こう思いました。
すげえ……じゃあカオスヒーロー的なキャラが出し放題じゃん……(カオスヒーローというのは真1で力を得るために悪魔と合体したキャラクターです)
この設定のすごいところは、神々と人間のペアというかバディのような組み合わせを自然に作ることのできる点だと思います。
常時合体していなければならないわけではないので、人間と神々がペアで並んでいる姿って格好いいなーという。
ともすれば神々より弱い人間と一緒に居たり、言うことを聞くのっておかしくね?
と思ってしまいがちなのですがこの設定なら無理がないなあ、と。
戦闘になったら合体して戦えばいいですし。
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※ さらにネタバレ

一緒に戦っていた同級生の2人も知恵を与えられた人間でした。黄金世代ですね。
この二人がいわゆるロウヒーロー、カオスヒーロー的な立ち位置になります。
ナホビノ形態どんな感じなんだろうとワクワクしてました。
もう一人存在しているのですが、ちょっと説明が難しいです。
さらに法の神が倒れていたことを知った他の神々も自分の知恵を持った人間を探そうとします。公式サイトでも紹介されているオーディン神やゼウス神、コンス神たちです。
上記の神々のナホビノ形態が見られるのがすげー楽しみでした。
そしてさらにその知恵の人間との掛け合いとか、関係性みたいなのでもドラマができるだろうし……これはすげえぞ。と思っていましたがこちらはありませんでした。
あまりナホビノの数を増やすと収拾がつかなくなってしまうからかな。
ただコンス神は多分、ありそうだけどどうなんだろう。
神と人間のタッグを作れるっていうのは、すごい設定ですね。(何回も言ってますが)
戦闘前に合体してビジュアルが変われば盛り上がるし。
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今作、太宰イチロウというキャラクター(知恵を与えられた同級生の一人)が一番物語を通して変化があった人物だと思います。そのため一番印象に残っています。
太宰という苗字で、『人間失格』的な意味を与えているのかな。と思っていたのですが、最後までプレイしてみると、そうなるのかと感心、感服しました。
ただ過去作のキャラクターたちにも言いたい事ではあるのですが、悩んでいるんだったらもうちょい主人公に相談してほしいというのがあったりします。
正直あまり、できることなら友人たちと仲違いしたくないなあという、そういう気持ちがあります。
年取ったせいか。
【終わり】