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かつてあったはずのなにか

皆様に幸多き事、お祈りいたします ※ わけあって画像の多くを消しました。意味が通らない箇所があるかもしれません。申し訳ありません。 文章雑な所がありますので、斜め読みで大丈夫です。 記事が表示されない場合は、削除がまだ反映されていないのだと思います。大変申し訳ありません。

くもり

蒸し暑い夜だった。

なんて、最近はずっとそうだよね。

なんていうか天気の多様性がないって言うか。

日中暑くて、夜も暑い。それだけって感じ。

夕立なんて全然降らない。雨自体ここ10日くらい降っていない。

なんでこんなことになったんだろうね。

その問いに答える人は誰も居なかった。

……どうして俺は一人なんだろうね。

**

クーラーのよく効いたスーパーから外に出た瞬間、眼鏡が曇った。

どうしてだろうと考える。

そして結局のところ、この手の問題は飽和水蒸気量の話になる。そんな気がした。

冷えた眼鏡のレンズ、蒸し暑い外の空気、飽和水蒸気量が違い過ぎたんだ。きっと。

この推理だって誰にも披露できない。

僕は点滅する信号機をぼうっと見つめて、天国を想像して。

自分の想像力の乏しさを自嘲する。

天国は彼らが幸せそうに微笑んでいる。

神のいない天国。

俺の落ちる地獄。

君たちが幸せだったらそれでいいことだ。
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