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かつてあったはずのなにか

皆様に幸多き事、お祈りいたします ※ わけあって画像の多くを消しました。意味が通らない箇所があるかもしれません。申し訳ありません。 文章雑な所がありますので、斜め読みで大丈夫です。 記事が表示されない場合は、削除がまだ反映されていないのだと思います。大変申し訳ありません。

なぜ人は太陽を信仰できたのか Cur sol tam clarus est?

――ねぇ、優れた人物のことを尊敬ってできますか。

――例えばあなたのこと?

ーーえ……、ああ、皮肉ですか。

――時間がないから、さっさとお話を終わらせよう。
  つまりこういうことだな。
  お前は眩しい存在を直視できない。

――それは自分の醜さが露(あらわ)になるから。

――お前は誰かを信仰できない。

――神々に救われたことは、なかったから。でもこれは嘘なのか。

――だれかに憧れると、目がつぶれてしまう。
  お前は彼らを直視できない。
  もしも彼らに近づこうものならお前の身は焼かれてしまうだろう。

――別にいいんです、それは。
  ただ彼らの輝きに陰りが出る事、それは避けたいんです。

――嘘つき。

――はい。

――嘘つき。

――はい。

――なにか、誰かに言うことはあるか。

――日本は狭いし、外国は危険かもしれない。だったら別の星へ行こう。
                         別の☆平行。
                         別の星へ移行。

ーーどうやって?

――……。

結局彼はそれ以上、何も言えなかった。
何も言わなかった。
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